A列車で行こう3DもA列車で行こうExp.も、資材がないと建物が建ちませんでしたが、A列車で行こうはじまる観光計画では、資材がなくても建物が建ちます。資材があると、建物の完成が早くなるだけです。
完成までの時間にどの程度影響するのかにもよりますが、影響が小さいと資材そのものが不要になるため、それなりに大きいと予想します。とりあえず、資材が必要になる前提でコツを書きます。
A列車で行こう3Dでは、バス停には住宅を勢い良く増やす効果があり、道路には地価を上げる効果があり、駅には他社を呼び込む効果がありました。そのため、鉄道路線の近くにバス路線を作っておくと、バス停の効果で住宅が集まり、道路と駅の効果で駅周辺に他社が集まりました。
A列車で行こうはじまる観光計画がどうなのかは検証してみるまで分かりませんが、おそらく同じと考えます。
鉄道の基本が環状線なので、バス路線は鉄道路線のサイズに合わせるのがおすすめです。
太線が線路、細線が道路です。地形の関係で、鉄道は対応しづらい土地がある場合も、バス路線で対応します。
バス停や貨物駅だけなら他社が参入しませんので、全ての駅を貨物駅にすれば、自社の子会社だけで計画的な都市開発が可能になります。環状線を基本とするのは同じです。
資材は貨物列車で運び、道路や線路の地下に資材置き場を作ります。子会社を作っては売れば、徐々に資金は増えます。環状線を子会社で埋め尽くしたら、貨物駅を駅ビルに建て替えて、旅客列車を走らせます。道路の下に地下鉄を走らせるのも良いです。
収入は非常に不安定で、開発にも時間がかかりますので、上級者向きの特殊な都市開発方法です。
都市の発展段階によって、資材の過不足が発生します。資材の生産量や貨物列車の輸送量は調整しづらいので、子会社の建設数で調整すると良いです。
(1) 路線作成直後は資材不足
→ 資材工場建設
(2) 駅完成後は資材余り
→ 資材置場大量設置
(3) 建設ラッシュ時は資材不足
→ 子会社建設は控える
(4) 町並み完成後は資材余り
→ 子会社建設、小路の整地
最初の(1)が意外と重要です。一日の資材生産量が駅×5個くらいが目安です。
(2)の段階では資材がほとんど消費されないので、次の路線を敷設するために買収しておいた土地を一時的に資材置場にして、資材をたっぷりと蓄えておきます。
鉄道とバスを組み合わせると、(3)の段階で資材不足が発生します。この時期に子会社を建設しても、工期が延びるだけです。鉄道だけの場合は、マンションを建設するのも良いです。
(4)の段階では、他社が建設するペースが落ちるので、積極的に子会社を建設すると良いです。小路や樹林がある場合は、用地の買収&売却で整地しておくのも良いです。
駅やバス停の情報の中に、「発展状況」という項目があります。これで周辺の発展速度が確認できます。
この項目は、駅やバス停の利用者数が多いほど高くなります。発展速度を上げるには利用者数を増やす必要があり、利用者数を増やすには発着本数を増やすのが有効です。
「駅やバス停の発展速度」で書いたように、駅やバス停の利用者数が多いほど、その周辺が発展しやすくなります。
未開発の地に住民を引き入れるには、その路線に人口の多い地域を組み入れることが必要不可欠です。未開発の土地同士でバスや列車を往復させても、人口はほとんど増えません。
その次に有効なのが、マンションなどの住宅系子会社を建設する方法です。その地域が発展していないと、その子会社は赤字になってしまいますが、バス停や駅の利用者数が増えれば、徐々にその地域は発展していきます。
乗客の多い路線であっても、何もない駅には誰も降りません。利用客が増えなければ、その土地は発展しないため、何か手を打つ必要があります。
住宅系子会社を建設する方法は既に紹介しましたが、さらに有効なテクニックもあります。それは、バス停の間隔を狭くする方法です。
水色の部分が住宅で、中央のバス停の周囲だけが発展している状況です。この場合、右のバス停は利用客が増えないままですが、左のバス停には既存の住宅から利用客が得られます。最初にある程度の利用客がいれば、その影響でバス停周辺の開発が始まるので、しばらくすれば左のバス停も住宅でいっぱいになります。バス停の間隔は、7マスくらいがおすすめです。
1ヶ所でも住民が多い地域があれば、近くにバス停を建てることで住民の多い範囲が広がり、これを繰り返すことでバス路線全体が発展します。バス路線の近くに鉄道路線があれば、駅の利用客も増えます。
バス停は設置費用が安く、道路以外にスペースがいらないので、数を増やしてもデメリットは小さいです。信号やトラックにより渋滞が発生する場合もありますが、これは路線を工夫することで対処できます。
1マス幅の小川は、建物を建てられない無駄なスペースです。道路には、周辺の地価を高める効果がありますので、小川の上に橋を架けることで、無駄なスペースを有効に使うことができます。
ただ、小川の上に作った橋は、曲げることもバス停を作ることもできませんので、バス路線として利用する場合には制限もあります。
小路や樹木などは、コンピューターが建物を建てたがらない地形です。これの対処法は2つあります。
1つは、用地買収してすぐに売却する方法です。「売り出し」なら損害は小さいですし、駅やバス停の近くなら買い手も近々現れます。
もう1つが、小路を道路や線路に利用する方法です。道路や線路を敷く予定がある土地は、あらかじめ買収しておかないと不安ですが、小路なら建物が建てられる可能性が小さいです。複線に拡張する予定の路線でも、拡張する側に小路がくるように計画を立てると良いです。
事前に必要な土地全てを購入しておく方法が一番確実ですが、これでは固定資産税が増えてしまいます。資金が十分でない序盤などは、小路を予定地に組み込んでおく方法が有効です。
線路や道路を上の階層に敷設すると、地上部分に橋脚が発生します。橋脚が支えられる線路や道路は、最大で両側2マスですので、敷設した直後は橋脚が多いです。
1つ目の橋脚を基点に数えると、自動なら5つ建てられる橋脚が、最大間隔なら3つに減らせます。橋脚の改築は、線路や道路を敷いた後にしかできないので、改築費用が余分にかかってしまいますが、他の路線と上手く交差できない場合や、地上部分の土地を1マスでも有効に使いたい場合は、橋脚を改築するのも1つの手段です。